チョコレート代理戦争

140文字で収まらなかったぐらしめも

映画版『モンスターハンター』観ました

こんにちは、グラシーです。

タイトルの通り、映画版『モンスターハンター』を観てきましたので、いろいろ思ったところを語りたいなと思います。

※以下、本編のネタバレを多数含んでおりますので、これから観に行く予定の方はご注意ください。 

 

 

 まず本作への個人的な評価ですが、不満が出るだろう要素は間違いなくあったとは思うものの、その上で(ネタ・カルト的な意味ではなく)非常に楽しめる作品でした。人によっては前半で「あれっ?」となってしまうかもしれませんが、どうかそのまま中盤まで観ていただきたいです。本作の中盤以降の盛り上がりは本当に素晴らしいので…。

 本編前半ではディアブロスネルスキュラが登場するのですが、これがまあ恐ろしく描かれていて、プロハンターにしてみればきっと大したことのない彼らと実際に対峙してしまったらどうなるかが非常にリアルに描かれています*1。現代兵器を持った軍人たち*2が次々とモンスターにやられ、肉体的にも精神的にも追いつめられていくミラ・ジョヴォヴィッチの迫真の演技もとても良かったです。このまま映画終わったらどうしようかと思いました。

 トニー・ジャー演じるハンターも、ときにかっこよく、ときにかわいく良い味を出しており、各種武器を使ったモーションも「ゲームで見た!」と観ながらワクワクしました。トニーとミラの謎喧嘩シーンが妙に長く、どうしてもそこは気になってしまいましたが、互いに協力し合う関係になってからの描写ですべて許せてしまいました。チョコレート!

 終盤はリオレウスの討伐が描かれるのですが、ここはネタバレ抜きにして是非本編を観ていただきたいです。惜しむらくは自分のモンハン歴が浅く、きっとプロハンターたちにとっては興奮する(あるいはツッコミどころが多い)であろう戦闘描写の細部まで読み取れなかったことですね…。Amazon Prime等で配信開始したら、プロハンターの方々と実況しながら同時視聴したいと思いました。

 

 というわけで、映画版『モンスターハンター』、もし興味・機会があれば是非ともご覧いただきたい一作でございました。

*1:ただ、このホラー描写には賛否両論あるようで、ゲームの爽快感溢れる狩り描写を期待した人には不満もあったようですが…

*2:吹き替え版のCVがやたら豪華